FITC (Fluorescein isothiocyanate) 標識抗体
生体分子の標識に広く用いられるFITCが標識された抗体は、信頼性の高い標的の検出を実現します。一般的な488 nmレーザーで励起される明るい緑色発光を備えたFITCは、フローサイトメトリーや免疫蛍光染色、顕微鏡解析において多目的に活用でき、明瞭で正確な検出を可能にする強力な蛍光シグナルを提供します。
特徴
励起:490 | 蛍光:525 |
レーザー線:488 nm | 一般的なフィルターセット:530/30 |
明るさ:3 | 量子収率:0.50 |
研究用アプリケーション
FITCは、明瞭な緑色の発光、広範な適合性、費用対効果の高い標識ソリューションを必要とするアプリケーションに最適な、汎用性の高い蛍光色素です。
- FITCは、蛍光アプリケーションにおける抗体およびタンパク質の標識に最も広く用いられる色素の1つです。そのため、ほとんどの装置には488 nmレーザーと、それに対応するFITCフィルターが装備されています。
- FITC標識抗体は、免疫蛍光染色において強力かつ明瞭な緑色のシグナルを提供するため、固定細胞やライブセルイメージングにおけるタンパク質や細胞構造の可視化を容易にします。
- FITCは、ハイスループットアッセイで正確かつ再現性のある結果を必要とする研究室にとって、費用対効果の高い優れた選択肢です。
FITC標識抗体は、様々な検出システムに広く適合し、以下などのマルチプレックスアプリケーションに適しています:
- フローサイトメトリーおよびスペクトルフローサイトメトリー
- 免疫蛍光染色
- 免疫表現型解析<br/>
- 蛍光顕微鏡を用いた解析<br/>
- FISH<br/>
- 蛍光マイクロプレートリーダーを用いたアッセイ<br/>
マルチプレックス組織イメージングが容易に
マウス脾臓組織を、CD3 (17A2) Rat Monoclonal Antibody (FITC Conjugate) #86603 (緑)、Iba1/AIF-1(E4O4W) Rabbit Monoclonal Antibody (Alexa Fluor® 555 Conjugate)#36618 (シアンの疑似カラー)、CD45 (D3F8Q)\ Rabbit Monoclonal Antibody (Alexa Fluor® 647 Conjugate) #81143 (赤) を用いて免疫蛍光染色して共焦点顕微鏡で解析しました。切片は、ProLong Gold Antifade Reagent with DAPI #8961(青) で封入しました。
高品質な製品を提供するための取り組み
機能が検証済みであり、すぐに使用可能なFITC標識抗体により、正確かつ信頼性の高い実験結果を取得できます。弊社は、25年以上にわたり同じ基準に従った厳格で再現性の高い製造プロセスを用いることにより、お客様に信頼される高品質な標識抗体を製造し続けています。弊社のカスタム標識サービスでは、数十年にわたる経験を活かし、徹底した生物物理学的特性解析、親抗体の検証を行うことにより、高い特異性と感度を備えた製品を提供しています。ご注文いただいたすべての製品は、包括的な製品データシートと専門家によるテクニカルサポートへのアクセス情報と共に提供されます。
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